柊
柊さん (7veqjqrk)2021/3/28 17:35 (No.72782)【名前】Daryl•Bellria (ダリル•ベルリア)
【性別】牡
【学部/学年】高等部/3年
【寮】オリエンス寮
【性格】誰にでも態度を変えない明るくてゆるいお兄さん。常にのんびりとしていて、悩み事がなさそうにしている。語尾を伸ばす癖があり、それで和む人がいるとかなんとか。誰かと楽しくお茶でも飲みながら雑談する事が好き。パーソナルスペースを気にしない人で、よく肩を組んだりくっついたりする。知り合いや友人、初対面の人でも人見知りをすることなく話し、その後も見掛けると話しかける。しかしたまにポンコツになるので、名前を忘れたり人を間違えたりする。そのせいで“親友”と呼べる人はおらず、ただ広く浅い交友関係を築いている。本人は表面上、現状に満足していると思っているが、深層心理では満足していないため、“親友”と呼べない友人を作り続けている。
密かに兄弟という関係に憧れており、たとえ一歳しか年齢が離れていなくてもお兄ちゃん面をする。“後輩に限り“お節介をよく焼き、面倒事に巻き込まれることも多々ある。しかし、争い事や勝負はあまり好まない為、これに限っては拒否する。
魔法に関してはかなり才能があり、上の中くらいの成績である。才能のおかげもあるが、実は陰で泥臭い努力を重ねているのもある(尚本人は恥ずかしがって誰にも見せようとしない)。オリエンス寮に選ばれたのはこの部分が要因だと思われる。
彼は中都より遠く離れたとある村の名門の魔法使い一家の元に、紫色の瞳を持って産まれた。その地域では紫色は悪魔の色とされていたため、悪魔の子、忌子として扱われた。彼を恐れた村人は彼を森の塔に幽閉し、誰も近寄ら無いようにした。悪魔の呪いを避けるため、食事と捧げ物は欠かさず贈っていた。長い間幽閉されたせいで、彼は人に愛されたい願望があるうえ、一人でいる事を嫌う。そんな過去を持っているが、20歳となった今では幽閉されていた事を大して気にしていないし、割り切っている(ただ、面倒にはなった)。明るく気ままな性格をしているのは、天からの慈悲と、捧げ物で贈られた人間との会話や、ぬいぐるみ、人形との会話によるものである。
【容姿】淡い黄緑色の長めの髪で、いつも纏めてハーフアップにしている。ボサボサに見えるが、少し天パなだけ。ラピスラズリのような綺麗な紫色の瞳。自分の目を嫌っていた時期があり、その名残で伏目がち。目が少し悪く、筆記の授業のときは丸眼鏡を掛けている。身長は178cmで、体重は62kgの痩せ型(食事を摂ったり摂らなかったりするから)。肌をあまり晒す事がなく、白い肌をしている。寒がりでカーディガンの上にローブを着込んでいる。夏はカーディガンのみ。撫で肩で片方がずり落ちてばかりいる。ネクタイを着けるのをたまに忘れる。黒のイヤーカフが左耳に二つある。その他のアクセサリーを着けることはほぼ無いが、誰かから送られれば着ける。
【コア】綺麗な空色をしたブルーアゲートに酷似した宝石。本物のブルーアゲートより白の縞模様が薄い。ブルーアゲートの石言葉は、交友関係を豊かにする。
【タクト】中都の露店で見かけて買ったかなり古い杖。木製で、黒に近い茶色。握る部分にコアが埋め込まれており、側面にはDarylと彫られている。実はこの杖の前に使っていた杖があったが、折った。
【使い魔】森の塔で知り会ったこげ茶の大きい梟。名はレーベ(♂)。オレンジ色と黒色の瞳をしているが、寝てばかりいるので見れることは少ない。ダリルはレーベの事をちょっとポンコツだなと思っているが、レーベもダリルをポンコツだと思っている。好きなものは木の実(特にベリー類)とダリル。よくダリルの肩で寝ている。馬鹿にしている時は頭の上。
【個人魔法】Wake up, my dear. (起きて、俺の友達。)
【詳細】物に意思を与える魔法。 物が動き出したり、言葉を話したりできるようになる。一応、時計や本、筆等にも魔法をかける事ができるが、ダリルはそれを好まない。1番多くかけるのはぬいぐるみや人形といった顔、体があるもの。動かせる限界は数ではなく質量で決まっており、小さい物なら沢山、大きい物なら一つだけ…、という感じ。現在の限界は、指人形サイズが20体、着ぐるみサイズが2体ぐらい。それ以上かけようとすると、人形たちが糸が切れたように動かなくなる。
【得意教科】基礎魔法(火属性) 召喚術 防衛術 飛行術
【苦手教科】魔法史 魔法薬学 古代ルーン文字学
【備考】一人称「俺 / にーちゃん」
二人称「呼び捨て / 〜ちゃん・くん 」(気紛れでアンタ)
三人称「君ら / あの人」
好き: 雑談 お菓子 魔法 レーベ 寝ること スキンシップ ハムエッグ
嫌い:座学 一人でいること グレープフルーツ
個人魔法の発動は、森の塔に幽閉されていた頃、捧げ物で贈られたぬいぐるみや人形に話しかけていたことから。反応がないとわかっていても寂しさを紛らわすために続けていると、無意識に魔法を完成させ、喋り出すようになった。初めは言葉を繰り返すだけだったが、次第に意思を持ち、動き出すようになった。魔法名の由来は、ダリルが毎朝ぬいぐるみに挨拶していたことから。
赤い薔薇の封蝋をされた手紙が森の塔に届いた時、ダリルは今まで抑えていた力を解き放って脱走をした。村人がそれに気付いたのは、ダリルがもう遠くに行った時であった。それから、その村の周辺では少し騒ぎになったとか。
寮の部屋内は、ぬいぐるみや人形が多くある20歳の男性らしからぬ少々ファンシーな部屋。ぬいぐるみや人形は綺麗に飾られているが、それ以外のダリルの私物は乱雑に放置されている。レーベ専用のケージは、ダリルのベッドのすぐ側に置かれていて、丁寧に掃除されている。
【部活】ティータイムクラブ
【SV】「オリエンス寮所属高等部三年のDaryl・Bellriaでーす。よろしくね〜。」
「あ、やっほ〜、元気?俺は元気〜。…んな逃げようとすんなって〜、にーちゃん置いてくとか酷〜い。泣いちゃうよ〜??」
「なっはは、にーちゃんに任せな〜。こう見えてにーちゃん成績良いんだよね。ほら、どれがわかんないの?」
「な〜な〜、見て見て。俺の魔法、ぬいぐるみが動くんだよ、凄いでしょ〜。そんでお喋りもできるんだよ。いや〜我ながら天才だよな〜?」
「…寂しくなんてないよ。にーちゃんにはレーベも、ぬいぐるみも、友達も沢山いるんだからさ。」
「あー…ヤダヤダ。座学ってちょ〜眠い。…ね、肩貸してよ。ちょっと寝かせてくれない?」
「レーベってちょっとポンコツなんだよね、寝てばっかだし、木の実採ろうとして木に引っ掛かってたし。それが可愛いところでもあるけどね〜?」
「そ〜そ、俺幽閉されてたことあんの。悪魔の子だとか言われてさ〜?そーいう呪いとか気にするちょっと変わった所の生まれでさ、苦労したんだよ〜。…もう気にしてないよ。だってにーちゃん今が楽しいしさ〜。ほら、お菓子でも食べに行こうよ。にーちゃんが奢ってやるから。」
Daryl・Bellria